99年度に(財)日本体育協会公認自転車C級コーチの検定を受けました。
C級(初級)だとなめて考えていたらえらい目に会いました。
何とか修了書をもらえましたが。
公認コーチになるためには、まず検定のための講座を受けるために所属団体からの推薦が要ります。
自分の場合所属する県の競技連盟ですね。
そして、その推薦状受けた者を(財)日本体育協会が受講資格の審査をします。
都道府県連盟からの推薦。そして(財)体育協会の審査。これらが通って初めて受講資格ができます。
受講は共通課程と専門課程に分かれてカリキュラムが行なわれます。
共通課程は、(財)日本体育協会に所属している全ての種目でやります。空手や柔道、サッカーや水泳、
野球などあらゆる種目の方と一緒に講義を受けます。
また、共通課程では、アスレチックトレーナーも一緒にコーチと同じ内容の共通課程カリキュラムを
受講します。
アスレチックトレーナーは厚生労働省の国家資格を持った鍼灸師や整復師の方が受講します。
逆にいえば、コーチもアスレチックトレーナーのカリキュラムを受講しなければなりません。
脛骨疲労骨折や側幅十字靭帯等、「こんな漢字書かれへんわ」状態でした。
専門課程は私の場合、自転車ですのでコンチネンタルサイクリングセンターである、
日本サイクルスポーツセンターでナショナルチームの大御所やUCIコミッセールの方が講師となり
レクチャーを受けます。
共通課程は前期後期に分けられ、C級の場合全国6箇所で4泊5日を二回と
専門課程を自転車の場合3泊4日をで二回。
講義は、朝8時30分から始まって昼食と入浴と夕食の時間以外は、夜9時まで、みっちりあります。
共通課程前期修了時点でスポーツ心理学、トレーニング科学(生理学とバイオメカニクス)
スポーツ医学(内科と外科)
栄養学、、地域におけるスポーツ行政、スポーツ社会学、以上9科目を各800字程度でレポートを
期日までに出さなければ後期の受講ができません。。
共通課程の最終日には、体育大出身者以外は、基本的に1日で12科目の論述形式の検定があります。
整復師の資格を持っている人も免除無しで12科目受けていました。
科目は、スポーツ社会学一題、スポーツ心理学二題、トレーニング科学三題、スポーツ医学二題、
スポーツと栄養一題、スポーツ指導論一題、地域におけるスポーツ行政一題。
合計一日で、12題の論述(各300字程度)の受検です。
前期は、比較的リラックスして夜は、酒盛りやったりしていたのですが、これが後期になると、最終日に
検定があることもあって、深夜0時を回っても自習している人がいるほどでした。
自転車の場合、共通課程でも元選手なら知ってて当然の事をあらためて講義で学んだ感じです。
共通課程の中で、いつも自転車は、例外的な種目に挙げられていました。
栄養学では、MTBのクロカン選手を例にとって「彼らは、例外的に他の種目と違いレース中にエネルギーを
補給する」なんてサラット言われました。
じゃ、ステージレースを走るロード選手は、どうなんだと言いたかったです。
彼らは、レース中補給をしながら、毎日走ります。MTBのクロカンの比ではありません。
悲しいかな日本では、自転車選手の研究者が皆無なため、そのパフォーマンスがあらゆる種目の中で
突出している事が認知されていません。
C級のさい私が受けた栄養学の講師の方は、アトランタオリンピックの野球ナショナルチームのスタッフでした。
その方に、一度ぜひ自転車選手の事を知って欲しいと思いました。
ちなみに私の受けた、C級コーチの共通過程受講者には、サッカーのラモスさんや、柱谷さん(兄)なども
受講されていました。