アマチュアとは、身分差別だと言う事をご存知ですか?
アマチュアリズムなんて言う言葉も、よく耳にしますよね。
自転車の場合、アトランタオリンピックを持って、アマチュアと言うモノが廃止されました。
この話は、長くなるのでこの場では、しません。
従来アマチュアに対して、プロと言うスタンスで考えられてきましたし、
現在もその考えに固執している種目や組織が多く存在します。
では、プロ→アマチュアと言う考え方がは間違っていることが、はっきりスポーツ社会学で
実証されている今、プロを目指してはいるが、プロチームで走っていない選手のことは、
なんと呼ぶのか。
それは、ノンプロと言います。
ノンプロとアマチュアは、決定的にちがいます。
それは、選手のみならずメカニシャンやスワニール(マッサー)コーチも同様です。
私は、ここで言い切ります。
アマチュアとは「自分さえよければいい」と言うエゴイスト逹の事であると。
アマチュアリズムとは、エゴイストたちに都合のいいモノである事。
プロに対してアマチュアと位置付けているスポーツや組織には、時に滑稽にうつる、
おかしな側面がたくさんあります。
本来アマチュアと言うのは、貴族社会の社交の場であるスポーツ活動から
労働者階級を排除するために作られた、差別制度なのです。
どうあがいても小作人からの搾取によって、収入を得ている貴族は、
肉体労働で収入を得ている労働者に体力では、かなわないからです。
そこで、アマチュアリズムの定義として「報償、賞金を得てはならない」と
しました。
この定義において労働者階級は、労働時間内にトレーニング=体力、技術、
そしてこれらを上手に使えること→"SKILL"の向上のための時間は、労働時間外に
しなければならなくなりました。
さらに、スポーツ活動によって得ることのできるものが、生活にとって
役に立たない物だけにされました。
いわゆる、表彰状やメダルと言った形が無く生活に役立たない、名誉と言う
物を形にした物です。
一方貴族は、基本的に仕事は少ない上に裁量権があるため、自由に時間を
使うことが出来ました。いくらでも好きな時間に好きなだけトレーニング
できたのです。
収入は、小作人の管理と収穫物を販売ルートにのせるだけで得ることが
できるのでスポーツ活動で報償や賞金は、必要ありません。
また、古来のアマチュアリズムに則ったスポーツでは、経済活動が伴うことは、
認められないのです。スポンサーのことですね。貴族社会でもスポンサーは、
存在したのですが、それは"Patron"と称されていて、実質スポンサーと
何ら変わりないのですが、表立った見返りは無いと言う建前をしています。
なんか、歪んでいませんか?
現在のスポーツにおいてのアマチュアリズムは、内的な(見た目や規則では、無く)
フェアプレーの精神(規則に則って競う)を指しています。
また"自分ひとりがよければ良い"と言ったモノは、アンフェア―とされています。
しかも「常識は、規則にならない」と言う、とても乱暴な大前提があります。
常識とは、国、宗教、人種、年代により多岐にわたります。
しかし人を殺すことは、少なくとも建前としては「しては、いけない事」です。
神の名のもとに殺戮をする指導者のいる国もありますが・・・
私の考えは、徹底的にフェアプレーに則らないと認められない世界にアマチュアリズムは、
存在する。
それは、規則にないものも尊守する事
それが、スポーツマン、スポーツウーマンシップだと思うのですが。
また、アマチュアリズムの祭典などと呼ばれていたオリンピック。
これも「自分たちさえ良ければいいと」言う人たちのためにクーベルタン男爵の唱えた
近代オリンピック憲章の大切な一行をあえて無視しているのです。
その一行とは、「オリンピックは、時代に合わせて変化しなければならない」と言う一行です。
商業化が必要なのであれば、積極的に導入する。
オリンピック憲章とアマチュアリズムは、まったく異なるものなのです。
全日本実業団の選手の中にもアマチュアがたくさんいます。
何も、プロを目指さなくてもかまわないのです。
しかし、日本国内でも昨年から開催が始まった、UCIコンチネンタルサーキット。
参加チームのほとんどがプロであり、ノンプロチームでした。
しかし、中にはお祭り気分でTOJ2005に参加していた選手やチームがいました。
連日レースが続くステージレース。そのレース期間中にビールをカパカパのんでいた
アマチュア選手。
ホテルのビールが高いとわかると、コンビニに買いに行き、チューハイ片手にホテル内を
うろつく。
こんな姿をみて、必死で戦っているコンチネンタルチームやノンプロのチームの選手は、
どう思ったか。
また、2005から大幅に大会運営が変わり、コンチネンタルサーキットアジアツアーの
カテゴリー2-2に相応しい、大会運営をしてくださっていた方々がどう思ったか。
ホテルのロビーをチューハイ持ってうろつくなど、一般社会人としての非常識である事が
わらないようなアマチュア選手。
はしもとは、直接コンチネンタルチームの選手から「あんなん走らせたらあきませんよ」と
言われ、レース終了後、帰宅すると「応援していたのに、酒飲んでレースやってるような
アマチュアチームで、無料奉仕している、はしもとにお金を払う気には、なれない」と
顧客に言われました。ついでに「ホビーレーサーがTOJに出てたんですかねー」とも。
UCIコンチネンタルサーキットは、アマチュアやホビーレーサーが出てはいけないのです。
コンチネンタルサーキットは、お祭りではないのです。
次のコンテンツで、日本の代表的プロスポーツである野球に関して、フェアプレーと言うモノと
照らし合わせてみましょう。
